2008.12.18[Thu] RED CLIFF 1
映画のちゃんとした感想をそろそろ書いておこうと思います。ハイ
『三国志』ファンとしてはまだ駆け出しのペーペーなのでそういった観点からは、ほぼ語れません。orz
ですので映画としての観点からです。
曹操様愛で、陣営は『魏』贔屓な私には、その観点から言うと、この映画号泣ものです。
曹操が女ひとりの為に、80万もの軍動かすかいっっ!! どんな恋愛脳よそれ。
そんなバカちんに、いくら従兄弟だからっつって、夏侯惇や夏侯淵、張遼や徐晃といった優れた武将が付き従うワケがない。そんな阿呆ならとっくに董卓の二の舞じゃわい。
女好きだったのはちっとも否定出来んけど。三国志の師匠Hさん談によると人妻好きでもあったと……。(いいんだ、曹操様だから トップは子供多く必要ですもの)
魏の主たる武将も全然出てないしね。張遼さんは名前呼ばれたけど一瞬だったよ。orz
夏侯さんいたけど、『夏侯雋』って誰!?と思ってググッたら、映画のオリジナルキャラだって。orz
どうして夏侯惇じゃない、せめて夏侯淵をっっっ!!(号泣)
(↑なんとなくオトナの事情なのだろうなとは思う)
『映画』という媒体として考えた場合、はっきりと『善と悪』が分かった方が良いのは分かるし、色んなしがらみでこんな作りになったんだろうな〜と思う。
好みで言えば、どの陣営も『善悪』で括らない脚本が良かったけど。
勝手な推測だけど、監督としては『曹操=悪』っていう構図はやりたくなかったんじゃないかなと思うんだけど、どんなんだろ。私財もかなり投じていて、思い入れはすごく深そうだし。
うは、前置きながっ。
一本の映画としてはすごく好きです!
前にも書いたけど『THE LORD OF THE RINGS』と同じ心とか精神を感じます。
多分言いたいこと、表現したいことは似ていると思う。
領地の民を守る為、慕ってくれる民の為、未来の為、無謀とも思える強大な敵に向かう。
指輪が西洋で、三国志が中国で実際にあった事というだけの違いかな。
映画の冒頭に各陣営と主な登場人物の簡単な説明がされます。親切設計!
それでも、三国志知らないと、知らない名前がポンポン出てくる……。orz
オープニングで錆びた宝剣が、次第に昔の輝きを取り戻し、時を遡っているんだな〜と思わせてくれて、なんかもうそれだけでドキドキですよ!
漢の皇帝が鳥と戯れる和やかなシーンから始まりますが、すぐに佩玉(はいぎょく)をジャラジャラ身に着けた曹操が登場して空気が一変。
あげく強引に、劉備と孫権討伐の大義名分を皇帝からもぎ取ります。
それに意見した孔融(孔子の子孫ですよ!)の首をちょいーんと跳ねてしまいますよ、曹操様。
もう、皇帝すら操るとんだ悪者です、丞相!
シーンは、曹操に追われて南へ逃げる劉備軍、『地長坂の戦い』へ。
もう既に劉備陣営の皆さんボロボロです。
逃げる民を抱えている為、曹操軍に向かわせる兵もろくに割くことが出来ません。
そんな中、劉備の后二人と一人息子の阿斗が逃げ遅れていると連絡を受けますが、劉備は目の前の民の事を優先させ、自分の家族の事には何も触れませんでした。
それを横で聞いていた趙雲は、ひとり馬を駆り二人の后と嫡子の救出に向かいます。
私ここから大興奮です! 趙雲、最大の見せ場ですよ!
味方は誰一人いない、地面はぬかるんで足場も悪い中、槍を振るう姿は悲壮でもありました。
人があっけなくに串刺しになったり、血も容赦なく流れて「ああこれが戦というものなんだな」と逆に目を背けてはいけない気分になります。
この映画CGも使ってはありますが、とにかく生身の人間がたくさんなんですよ。
合戦のシーンは、ロングショット以外、殆ど生身の人が演じているのだと思われます。
だからこそ、『戦』というものの生臭さ、凄惨さ、容赦のなさというものをよりリアルに感じました。
后の一人は討たれ、一人は負傷して足手まといになるのを避けるように自ら井戸に身を投じ、趙雲自身も傷を受けながらも、阿斗を主君劉備の元へと、再び槍を振るいながら馬で直走ります。
その様を見た曹操が「我が軍にもああいう猛将が欲しいものよ」と言うのですよ!
(↑これが入ってて良かったー! 脳内ではもれなく岸野声で再生されます)
無事、劉備の元に阿斗を送り届けた時には、趙雲もう顔も鎧も血みどろでした。それだけで、この救出が困難を極めたものだった事が良く分かります。映画にはない史実によると、他の劉備の娘達は曹操軍の手に落ちたそうです。
そして、趙雲がっくりと膝を付きます。(趙雲を演じた胡軍さん、憂いを帯びたお顔をされているので、こういうシーンは、とても萌えます!)
その頃、張飛と関羽もそれぞれ戦ってました。
張飛は、曹操軍をぎりっぎりまで引きつけ、ズラッと並べた盾を、曹操軍がもう目の前に迫った時点でくるんとひっくり返します。それがまぁ、裏側はキンキラペッカペカで曹操軍の皆さんは、眩しさで目をヤラレずごごっと崩れます。
その後は張飛の独壇場です。身体そのものが武器ですね、張飛は。つーか、声が既に武器の域なんですよね。でも、彼の見せ場である、曹操軍の面々が怯みまくった、長坂橋の上での大一喝はありませんでした。(´・ω・`)
でも映画でもやっぱり張飛はコミカルに描かれ、癒しキャラです。
一方、別の所で関羽も戦ってますよ!
並んだ盾の奥から、青龍嚴月刀を持ちザッと現れた姿に痺れました。
気分は「うわっ 生関羽、どうしよう!!」です。
劉備軍が去ってもひとり刀を振るい続けます。命令により関羽を残して逃げる民の護衛に向かう張飛の表情が悲壮感たっぷりで、もうなんかやばい雰囲気バリバリです。
そこへ馬で駆けてきた曹操に向かって、青龍嚴月刀をぶん投げちゃうのはどうかと思いますよ、雲長殿……。orz
曹操の側近にぐるりと囲まれて、強要されても曹操に対して膝を折らないのは関羽らしいけど。なんだかな〜 成り行きとはいえ、一時は曹操の下にいたのにな〜と。orz
確かに関羽が仕えると決めたのは劉備唯一人だけれど、こんな礼節を欠いた人ではないと思うだけに、残念な演出です。
そんな雰囲気まるでない会話だったよ。なんだろう、翻訳がマズかったのかな?
もひとつ残念なのは、赤兎に乗ってない! がびーんです。
取り敢えず、一端ここで切ります。
なんか凄く長くなりそう……。
あ、忘れた主役のひとり、トゥカリャン! もとい諸葛亮。
うーん でも、彼は地面に頭くっつけて音聞いてたり、馬でパカパカ劉備と張飛の間を走っていたりするだけで、まだこれと言った見せ場はない。
お、そう言えばどうも金城さんだけズラじゃなくて、地毛っぽい髪の生え際をしておいででした!
『三国志』ファンとしてはまだ駆け出しのペーペーなのでそういった観点からは、ほぼ語れません。orz
ですので映画としての観点からです。
曹操様愛で、陣営は『魏』贔屓な私には、その観点から言うと、この映画号泣ものです。
曹操が女ひとりの為に、80万もの軍動かすかいっっ!! どんな恋愛脳よそれ。
そんなバカちんに、いくら従兄弟だからっつって、夏侯惇や夏侯淵、張遼や徐晃といった優れた武将が付き従うワケがない。そんな阿呆ならとっくに董卓の二の舞じゃわい。
女好きだったのはちっとも否定出来んけど。三国志の師匠Hさん談によると人妻好きでもあったと……。(いいんだ、曹操様だから トップは子供多く必要ですもの)
魏の主たる武将も全然出てないしね。張遼さんは名前呼ばれたけど一瞬だったよ。orz
夏侯さんいたけど、『夏侯雋』って誰!?と思ってググッたら、映画のオリジナルキャラだって。orz
どうして夏侯惇じゃない、せめて夏侯淵をっっっ!!(号泣)
(↑なんとなくオトナの事情なのだろうなとは思う)
『映画』という媒体として考えた場合、はっきりと『善と悪』が分かった方が良いのは分かるし、色んなしがらみでこんな作りになったんだろうな〜と思う。
好みで言えば、どの陣営も『善悪』で括らない脚本が良かったけど。
勝手な推測だけど、監督としては『曹操=悪』っていう構図はやりたくなかったんじゃないかなと思うんだけど、どんなんだろ。私財もかなり投じていて、思い入れはすごく深そうだし。
うは、前置きながっ。
一本の映画としてはすごく好きです!
前にも書いたけど『THE LORD OF THE RINGS』と同じ心とか精神を感じます。
多分言いたいこと、表現したいことは似ていると思う。
領地の民を守る為、慕ってくれる民の為、未来の為、無謀とも思える強大な敵に向かう。
指輪が西洋で、三国志が中国で実際にあった事というだけの違いかな。
映画の冒頭に各陣営と主な登場人物の簡単な説明がされます。親切設計!
それでも、三国志知らないと、知らない名前がポンポン出てくる……。orz
オープニングで錆びた宝剣が、次第に昔の輝きを取り戻し、時を遡っているんだな〜と思わせてくれて、なんかもうそれだけでドキドキですよ!
漢の皇帝が鳥と戯れる和やかなシーンから始まりますが、すぐに佩玉(はいぎょく)をジャラジャラ身に着けた曹操が登場して空気が一変。
あげく強引に、劉備と孫権討伐の大義名分を皇帝からもぎ取ります。
それに意見した孔融(孔子の子孫ですよ!)の首をちょいーんと跳ねてしまいますよ、曹操様。
もう、皇帝すら操るとんだ悪者です、丞相!
シーンは、曹操に追われて南へ逃げる劉備軍、『地長坂の戦い』へ。
もう既に劉備陣営の皆さんボロボロです。
逃げる民を抱えている為、曹操軍に向かわせる兵もろくに割くことが出来ません。
そんな中、劉備の后二人と一人息子の阿斗が逃げ遅れていると連絡を受けますが、劉備は目の前の民の事を優先させ、自分の家族の事には何も触れませんでした。
それを横で聞いていた趙雲は、ひとり馬を駆り二人の后と嫡子の救出に向かいます。
私ここから大興奮です! 趙雲、最大の見せ場ですよ!
味方は誰一人いない、地面はぬかるんで足場も悪い中、槍を振るう姿は悲壮でもありました。
人があっけなくに串刺しになったり、血も容赦なく流れて「ああこれが戦というものなんだな」と逆に目を背けてはいけない気分になります。
この映画CGも使ってはありますが、とにかく生身の人間がたくさんなんですよ。
合戦のシーンは、ロングショット以外、殆ど生身の人が演じているのだと思われます。
だからこそ、『戦』というものの生臭さ、凄惨さ、容赦のなさというものをよりリアルに感じました。
后の一人は討たれ、一人は負傷して足手まといになるのを避けるように自ら井戸に身を投じ、趙雲自身も傷を受けながらも、阿斗を主君劉備の元へと、再び槍を振るいながら馬で直走ります。
その様を見た曹操が「我が軍にもああいう猛将が欲しいものよ」と言うのですよ!
(↑これが入ってて良かったー! 脳内ではもれなく岸野声で再生されます)
無事、劉備の元に阿斗を送り届けた時には、趙雲もう顔も鎧も血みどろでした。それだけで、この救出が困難を極めたものだった事が良く分かります。映画にはない史実によると、他の劉備の娘達は曹操軍の手に落ちたそうです。
そして、趙雲がっくりと膝を付きます。(趙雲を演じた胡軍さん、憂いを帯びたお顔をされているので、こういうシーンは、とても萌えます!)
その頃、張飛と関羽もそれぞれ戦ってました。
張飛は、曹操軍をぎりっぎりまで引きつけ、ズラッと並べた盾を、曹操軍がもう目の前に迫った時点でくるんとひっくり返します。それがまぁ、裏側はキンキラペッカペカで曹操軍の皆さんは、眩しさで目をヤラレずごごっと崩れます。
その後は張飛の独壇場です。身体そのものが武器ですね、張飛は。つーか、声が既に武器の域なんですよね。でも、彼の見せ場である、曹操軍の面々が怯みまくった、長坂橋の上での大一喝はありませんでした。(´・ω・`)
でも映画でもやっぱり張飛はコミカルに描かれ、癒しキャラです。
一方、別の所で関羽も戦ってますよ!
並んだ盾の奥から、青龍嚴月刀を持ちザッと現れた姿に痺れました。
気分は「うわっ 生関羽、どうしよう!!」です。
劉備軍が去ってもひとり刀を振るい続けます。命令により関羽を残して逃げる民の護衛に向かう張飛の表情が悲壮感たっぷりで、もうなんかやばい雰囲気バリバリです。
そこへ馬で駆けてきた曹操に向かって、青龍嚴月刀をぶん投げちゃうのはどうかと思いますよ、雲長殿……。orz
曹操の側近にぐるりと囲まれて、強要されても曹操に対して膝を折らないのは関羽らしいけど。なんだかな〜 成り行きとはいえ、一時は曹操の下にいたのにな〜と。orz
確かに関羽が仕えると決めたのは劉備唯一人だけれど、こんな礼節を欠いた人ではないと思うだけに、残念な演出です。
そんな雰囲気まるでない会話だったよ。なんだろう、翻訳がマズかったのかな?
もひとつ残念なのは、赤兎に乗ってない! がびーんです。
取り敢えず、一端ここで切ります。
なんか凄く長くなりそう……。
あ、忘れた主役のひとり、トゥカリャン! もとい諸葛亮。
うーん でも、彼は地面に頭くっつけて音聞いてたり、馬でパカパカ劉備と張飛の間を走っていたりするだけで、まだこれと言った見せ場はない。
お、そう言えばどうも金城さんだけズラじゃなくて、地毛っぽい髪の生え際をしておいででした!
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